入院1日目
予定日を過ぎても陣痛が来ない(予定日でも子宮口は0.5㎝)。ので、入院して誘発分娩することが決まった。
バルーン処置⇒陣痛促進剤⇒出産という流れ。
この時の私たちは、入院する部屋が奇麗で一喜したり、Wi-Fiが飛んでいることに一憂したり、それは何処か旅行に来たテンションだった。後に猛反省をすることになる。
バルーン処置開始
入院1日目にバルーン処置※を行った。この時の妻は、まだまだ気持ちに余裕があってバルーン処置について
「思ったより痛くなかったよ!」
と笑顔で言っていた。しかし、処置を行った妻の子宮口はビクともせず(この時はまだ知らない)。バルーン処置は、果たして本当に妻の子宮口を柔らかくして陣痛促進したのだろうか?
このときの記憶はもう定かではない。そのくらい、この後。苛酷になっていく。
そして、この日が夜にしっかり寝ることの出来た最後の日だった。とはつゆ知らず。
※バルーン処置(メトロイリンテル)は、子宮頸管を広げ陣痛誘発させる誘発分娩の1つ。子宮口が開かないときに膣に挿入し、陣痛を誘発するために用いられる。水風船のような形状からバルーンと呼ばれるのが一般的。膣からバルーンを挿入することで、子宮頸管(しきゅうけいかん)を広げ、子宮の収縮を促す。
【新太郎はというと?】
妻の入院が午後のため、お昼ごろに新太郎は動物病院にお泊り。
フィラリアの検査もしてもらい、予定では1泊~2泊で帰ってくる予定だった。
「直ぐ帰ってくるからな新太郎」なんて思っていた自分を恥じたい。